

これまでの常識では、インプラント体を埋入してから数ヶ月間はインプラントに負担をかけてはいけないといわれてきました。しかし、今日では多くの場合、手術と同時に仮歯が入り、硬いものでなければその日のうちに噛める治療法が可能となりました。
患者様が入れ歯でいる期間をいかに、短くできるか。多くの患者様にまるで自分の歯で噛むような喜びを味わっていただきたいと思っています。
サージカルテンプレートから事前に精度の高いプロビジョナルレストレーション(仮歯)を作成しておき、インプラントを埋入したその日にうちにプロビジョナルレストレーションを入れる治療法です。
症例によって、患者様はインプラントを埋入した日に、新しい歯を手に入れる事ができます。
これにより、やわらかいものであればその日から噛むことができますし、審美性を回復する事も出来ます。
従来のインプラント治療では、個人差やインプラントメーカーによる違いはあるもののインプラントを埋入してから、約3~4ヶ月間、インプラントと骨が結合(インテグレーション)するまで、歯がない状態や仮の入れ歯等で過ごしていただいておりました。
それから考えると、画期的な治療法といえます。
インプラントを埋入する際に、インプラントと骨がしっかりと固定(初期固定が35N(ニュートン)~50N)される必要があります。骨の硬さによっては初期固定が得られない場合が稀にあります。又、噛み合わせをしっかりと考慮する必要があります。
All-on-4はイミディエートファンクションの代表例と言えます。
Immediate Function(イミディエートファンクション)は、Immediate Restoration(イミディエートレストレーション)とImmediate Loading (イミディエートローディング)を総称して使われる言葉です。
イミディエートレストレーションとは、インプラントオペ当日に仮歯(プロビジョナルレストレーション)をSETしますが、積極的な噛み合わせは与えません。前歯部など、噛み合わせを強く与える事は出来ないが、審美性を早期に回復したい場合に行います。
一方、イミディエートローディングとは、インプラントオペ当日に(仮歯)プロビをSETし、噛み合わせをしっかりと与える場合をいいます。
実際には、噛み合わせをコントロールすることにより、イミディエートレストレーションとイミディエートローディングの中間というような方法が多く行われます。
初期固定は強ければ強いほど良いというわけではありません。
インプラント全体に必要なトルクがかかるように、インプラントの埋入方法に技術がいる方法です。又、インプラントの形状も重要な要素の1つとなります。
噛み合わせにも熟知している必要がありますので、経験を積んだドクターが行う方法といえます。
イミディエートローディングを行うとインプラント辺縁の骨吸収が起こりやすくなります。
即日に仮歯が入りますが、いきなり硬い物は食べられません。
上記から分かるように、経験豊富なドクターによるテクニックです。