

Nobel Procera™ソフトウェアを使い、患者様のCTスキャンデータを基に作成された「サージカルテンプレート」を用い手術をする事により、事前に決められた位置、深さにインプラントを入れる事が出来ます。
一般に歯肉を切開し、骨の状態を見ながら手術をするのではなく、「切らない」で手術を終える事が出来ます。
切らないので、手術時間を短縮でき、腫れや、痛みを抑える事が出来ます。当然、抜糸の必要もなく歯肉の治癒期間も短くなるので患者様の体への負担を大きく抑える事が出来ます。
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| ガイデッドサージェリーの実際 | 様々なサージカルステント |
昭和36年生 女性 初診 2009.9
左上⑤ 6 ⑦ ブリッジの動揺と痛み。
保存不可能と判断。抜歯後インプラントを計画。
左側上顎洞サイナスリフトオペを計画するが、上顎洞内に病変を認める。
耳鼻科を受診するも改善せず。
患者様の『なるべく腫れずに、大変な手術はしたくない』との希望により、サイナスリフトは行わず、ガイデッドサージェリーによる、上顎洞を避けた傾斜埋入を計画。

術前のパノラマ

術前のCT

術前の口腔内(抜歯後)


ラジオグラフィックガイドを作成し、CT撮影を行う。


ノーベルガイドにより、インプラントポジションを決定後、サージカルテンプレートをインターネットで発注。

ノーベルバイオケア社(スゥエーデン)から、サージカルテンプレートが送られてきた後、ガイデッドサージェリーを行う。

術後CT

CT画像を確認すると、上顎洞を避け、計画通りにインプラントが埋入されていることが分かる。(左画像CTはインプラントの先端部分)
骨造成を行わずに、既存骨にしっかりとインプラントを埋入する。それが長期に渡り機能するインプラント治療の基本である。フラップレスサージェリーにより術後は痛みも腫れもなく、患者様も手術が簡単に終わり驚いていた。まさに外科的侵襲を抑えた手術である。

術後の口腔内写真
術後2年経過。経過は良好で大変満足していただいている。
現在は6カ月に1度のメンテナンスを行っている。

従来のインプラント治療では、CT等で術前に診査・診断を行うものの、歯肉を切開し、骨の状態を見ながら手術を行いますので、術者の経験や治療技術に大きく頼っていました。
ガイデッドサージェリーによる手術では、最終補綴から導かれた理想的なインプラントポジション(インプラントを入れる深さ、角度、位置)にインプラントを入れる事ができるので、美しいインプラント治療を行う事ができます。
多くの手術の経験を積んだドクターでも、数mmのインプラントポジションのずれが起きる可能性は十分にありえます。
このインプラントポジションのずれが、インプラント治療においてトラブルになることは少なくはありません。
全顎的な治療や、前歯部等の「審美領域」でのインプラント治療であればなおさらです。
インプラントのやり直し治療は、患者様にとっても術者にとっても大変な事です。
インプラント手術の治療経験を多く積んだドクターが、さらにガイデッドサージェリーの経験を多く重ね、症例によってガイデッドサージェリーを上手に選択することが出来るならば、最善の治療結果を生み出せることは間違いないと考えております。
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